BricsCAD 3D 直方体のサイズ変更(3D拘束-距離)

BricsCADで適当な大きさで作成した立方体を、指定した大きさに変更する1つの方法を説明します。
現在の長さがわかれば、ダイレクトにその長さに差し引きして入力する方法もありますが、ここでは、
3D拘束を使用して変更します。

【操作方法】
1.最初に背景色が白の場合、カーソルの位置がわかりずらいので、一旦、黒に変更します。
メニューの[設定]-[設定]を選択し、検索ウィンドウに「背景色」と入力し下矢印ボタンを何回かクリックし、
背景色の「白」を「黒」に変更し、設定ダイアログを閉じます。

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1.次に、リボンメニューの[パラメトリック]-[距離]を選択します。

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2.横、縦、高さを3D拘束を使用して長さを変更します。拘束指定にはいろいろありますが、ここでは、
向かい合っている面の距離を指定して長さを変更します。
コマンドラインに「最初の図形を選択・・」と表示されるので、手前の面を選択します。

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3.次に向かい合った面を選択します。この時、図形を回転して隠れている面を選択しても良いのですが、
図形を回転せずに選択する方法を説明します。
まず、図形を見ると、半透明となって隠れている面が見えています。そこにカーソルを移動します。
最初は、上の面が選択されますが、[TAB]キーを押すと、カーソルがある位置の別の面が選択されます。
[TAB]キーを押すたびに選択面が切り替わりますので、選択したい面が選択されるまで、[TAB]キーを押してください。
向かいの面が選択状態になった段階で、マウスの左ボタンで選択を決定します。

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4.図形の手前の面と向かいの面の距離が表示されますので、指定したい長さを指示します。
とりあえず、「120」と入力し、[Enter]で決定します。図形の距離が120mmに縮まります。

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このようにして、面の距離を指定することができます。

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