2017.07.18
カテゴリ:電気CAD(ACAD)の使い方
電気CAD「ACAD-DENKI」配線種別・ユーザ定義配線
ACAD-DENKIでは、配線種別を複数もつことができます。
ACAD-DENKIは通常の汎用CADのもつLINEの線分以外に
配線という線分を作図することができます。
●配線とは以下の特長があります。
・シンボル(端子属性の付いたシンボル)間で自動的に配線が切れ、図形にかぶらない。
・配線と配線がTの字につながると、接続点が発生する。
・配線同士が重なって作図されても、自動的に1本化されます。
・線番シンボルを配置することができる。
・シンボル間のつながり情報を抽出することが出来る。
●標準の配線には次のような種類があります。
・標準線(緑)
・太線(赤)
・母線(マゼンタ)
・外部線(白)
・ユーザー定義配線
の、配線種別を用意しています。
ユーザー定義配線では、いろいろな、配線名で配線を定義することができます。
ACAD-DENKIでは、単に図面を作図するだけでなく、配線の接続情報。マークチューブの情報を抽出、測長システムにデータを渡すことができます。
その時に必要な線の種類、サイズ、色を配線毎に配置された線番に情報として簡単にわたすことができます。
●ユーザ定義配線の使用方法
1.メニューの[配線]-[ユーザ定義配線]をクリックします。
2.はじめて起動した場合、コマンドライン上には【ユーザ定義配線(1)】配線どこから[角度指定(A)/設定(S)]:と表示されるので、別なユーザ定義配線を使用する場合は、S を入力します。
3.設定ダイアログ内の配線名称リストから、入力する配線名称を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
4.ユーザ定義配線の始点と通過点をマウスで指示します。
5.「ENTER」で終了し、指定画層上の線分として配線を作図します。